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・副業を始めたばかりの方
・副業を始めた時のリスクや注意点を知りたい方
副業を始める際に抑えておかなければいけない点がいくつかあります。
それを、忘れたり怠ってしまうと、せっかく自分や家族のために始めた副業なのに、残念な結果につなげってしまい、場合によっては取り返しのつかないことにもなりかねません。そんな副業を始めるにあたっての10の注意点や心構えについてご紹介いたします。
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副業を始める時の10個の注意点と心構え
あくまでも本業がメイン
何と言っても肝に銘じておかなければいけないのが、本業がメインであることに変りはないということです。副業を始める当初というのは、副業の方に目が行きがちになります。また、副業が順調にいけばいくほど、そうなるかもしれません。しかし、副業は、あくまでも本業があっての副業です。あなたの今の、そして将来の生活を支えていくためのベースとなるのは、本業なのです。副業での収入というのは、あくまでも本業だけでは足りない分を補うためのものですから、主役は本業になります。そのあたりを踏まえて副業について考えていかないと、本業にも影響が出てしまい、副業どころではなくなってしまうこともあり得ます。
副業をする目的を明確にする
副業をする際に大切なことは、自分は何のために副業をするのかという目的をはっきりさせることです。そして、副業を続けていく際にもそれを忘れないことが大事になってきます。副業を始める目的自体は、色々あると思います。また、1つではなくて幾つかの要因が合わさってということもあるでしょう。例を挙げてみると、
・労働時間が減ったことにより減少した収入を補う。
・空いた時間を有効に利用して、スキルアップを図りたい。
・将来の夢の実現に向けての第一歩としたい。
といったところが代表的なものかもしれません。
これを見てもわかるとおり、お金にまつわることと、それ以外の自分への投資といったものとに分かれると言っていいでしょう。
しかし、実際に副業を始めていくうちに、徐々にその当初の目的を忘れて、収入等の数字ばかりを追ってしまう場合が出てきます。いわば、目的と結果の主従関係が逆転してしまうようなことが起きてくるのです。
せっかく、将来の夢の実現に向けての一歩を踏み出すために始めたのに、目先の収入ばかりを追いかけていては、知識や経験が広がっていきません。自分への投資にならないのです。それでは、副業は始めたことが、長い目で見てあなたの人生にとってプラスになるとは限りません。あくまでも初心を忘れないことが大事になってきます。
家族や恋人には報告する
意外と多いのが、副業を始めるにあたって家族や恋人などに内緒にしている方です。
「副業での収入を自分のお小遣いにしたい。」
「副業を始めても、どれだけ続くかわからないからアテにされたりしてもこまる。」
といった理由からです。
でも、副業とは、当然本業を行っている以外の時間にすることになります。
簡単に言えば、会社の勤務時間が終わった後や、休日にすることが多くなります。
もちろん、会社の休み時間等を利用してできるものもあるかとも思いますが、副業の内容等によってそうはいきません。そうなると、当然、家族や恋人の理解というのが必要になってきます。
「残業は無くなったはずなのに帰りが遅い。」とか「せっかくの休日なのに、会うことができない、出かけることができない。」といった不信感が芽生えてしまっては、副業をするにしても、万全の態勢で臨むことはできません。ですから、副業を始めようと思う方はあらかじめ家族や恋人とも話をしながら理解を得ておくことが、副業が成功する鍵となってきます。
本業と競合する会社での副業は避ける
副業といっても仕事は仕事ですから、全く知識や経験スキルのないことはできないでしょう。
そうなると、やはり現在の仕事で培ったものが活かされるような分野を選ぶ方も多いと思います。
確かに、一から勉強して始めるとなると大変ですし、まったく知識や経験、スキルがなくてもできる仕事というのは魅力的なものがないかもしれません。
しかし、ここで注意しておかなければいけないのが、自分の本業として勤めている会社と競合してしまうような会社での副業は避けなければいかねいということです。
現在、副業を解禁している会社でも当然のことですが、本業の会社の業績や信用に対してマイナス面の影響を及ぼすものは認められないです。
直接でなくて、間接的なものでもこういった可能性のある会社での副業というのは、避けなければいかません。そうしないと、本業での地位に影響し、本業そのものを失う、場合によっては損害賠償といったことにもなりかねませんから、慎重に選びましょう。
体調を崩すほどの副業は避ける
副業ですから、当然本業で仕事をしている以外の時間を使うことになります。
つまり、働いていない時間に働き労働時間が増えることになります。
最初は、あまり時間や手間がとられることがないと思って始めた副業でも、うまくいけばいくほど、成功すればするほど時間や手間を取られることになり、労働時間がドンドン増えていくことになります。
そうなると、働き方改革が推進された当初の目的から外れていってしまって、過労状態になることも考えられます。そんなことで、体調を崩してしまっては、何のための副業かわからなくなります。
副業はあくまでも、身体の負担が増えすぎない範囲でやるというのが長続きする秘訣となります。
社会的に信用が落ちる副業は避ける
副業でも色々ありますが、あなたの社会的な信用を落とすようなものは避けなければいけないでしょう。
もちろん、副業をすること自体は悪いことではないですが、その内容によってあなたが今まで築いてきた社会的な信用を落とすようなものならば、現在や将来に渡ってのあなたやあなたの家族、恋人の生活の質を上げるものにはつながりません。
もちろん、本業での立場に影響が出る場合もあるでしょうが、何か副業を始めなければと思って慌てて選ぶのではなく、副業と言えども誰に知られても恥ずかしくないものを選ぶようにしましょう。
簡単に稼げると謳っている副業に注意
副業に限らない話ですが簡単に稼げるといったことを謳っているものは、注意が必要です。
美味しい話には罠がある、とも言われますが、決して楽をして簡単に、そして安全に稼げる仕事などないと思ってよいでしょう。
簡単に稼げることをウリにしているような副業の場合、思ったほど稼げないのに時間や手間がかかるといったものや、自分の出費がどんどん膨らんでいくというものもあります。
副業はあくまでも副業ですから、簡単に稼げるとか、沢山儲かるとかではなくて、自分の空き時間を充実させて、その見返りに収入が得られる程度のものを想定して選ぶようにしましょう。
本業の会社で副業禁止の場合は会社に相談
最近は大きな会社でも副業についておおやけに解禁している会社が沢山あります。
むしろ、副業を解禁にしているというのをストロングポイントにしようとしている会社も見受けられるぐらいです。
しかし、実際には中小の会社などでは副業についての理解を示していない、禁止している会社も多くあります。
そんな会社でも副業についてあきらめてしまうことはない場合もあります。
自分の置かれている事情を説明して、どんな目的で、どんな仕事を、どのようにしていくつもりか説明することで、例外として副業が認められる場合もあります。
例えば、実家の仕事の事情などもあるでしょうし、場合によっては副業が本業へ好影響を与えると認めてくれる場合もあるかもしれません。
規模の小さい会社ほどそのあたりの融通のようなものは効くかもしれませんから、一度相談してみましょう。
副業を相談できない会社の場合はバレにくい副業を選ぶ
本業の会社の状況によっては、副業について相談すらできないような場合もあるでしょう。
そんな時は、会社にバレにくい副業を選ぶようにしましょう。
例えば、クラウドソーシングなどインターネットを通じて自宅等で1人でできるものなどが該当するでしょう。対人的な接触のある仕事に比べて、そういった副業の場合は、会社にバレる可能性は少ないと言えます。
また、そういった副業の場合、例えバレた場合でも本業に及ぶ影響が少ないこともあって、懲戒処分や減給といった厳しい処分にまでは至ることは少ないと言えるでしょう。
副業がばれないようにするための方法をもっと詳しく知りたい方はこちら
一定収入が発生したら確定申告等の必要性に注意
副業を始めて収入を得れば、そこには当然義務が発生します。
国民の義務の1つである納税です。具体的には、確定申告等の手続きが必要となることがあります。
これは副業での就業形態や収入等よって変わってきますが、一定以上の収入があれば必要となってくるという理解をしておく必要があります。
簡単に言うと、副業で得る所得が給与として払われているもので本業と合わせて2か所以上から給与所得がある場合や、それ以外でも収入や所得が20万円を超えれば確定申告が必要となってくると理解しておけばいいでしょう。
まとめ
副業を始める目的というのは、人それぞれだと思います。
働き方改革の結果、減ってしまった収入を補うためであったり、空いた時間を使ってのスキルアップや将来の自分の人生への備えのような場合もあると思います。
また、副業の経験を本業の方へフィードバックされる方もいらっしゃると思います。
しかし、いずれにしても、自分や家族が幸せになるためにする副業ですから、その目的が達成されなければ意味がありません。そんなことも踏まえて、副業を始める際には、いろんなことを想定して始めるようにしましょう。