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副業への関心が高まった中で見受けられるようになったのが、そんな副業を巡っての詐欺です。
副業を巡っての詐欺と言っても、副業として詐欺をするとかではなくて、副業をしたいと思っている方が詐欺被害に遭ってしまうことです。
副業詐欺とも呼ばれるものですが、副業を志す方の増加に伴って、詐欺の被害も拡大しています。多くは副業で得られる利益というものをエサにして被害者となる方を集め、副業を始めるにあたって必要だからということでお金を集める手口です。
これから副業を始めようという方にとっても必要な副業詐欺の被害にあっても諦めない、返金を実現するための手段等についてご紹介をしていきます。
副業詐欺にあった時の相談先
詐欺被害に遭った場合、まずどこに相談したらいいのかということです。
詐欺と詐欺的な行為との境界は微妙なものがありますし、疑念が湧いた時点で自分が詐欺にあっているかどうか判断しかねることが多いようですが、そんなときは第三者に相談をしましょう。
以下ご紹介する場所では客観的に判断してくれますし、同種の被害が既に出ている、報告されている場合もあります。最初は勇気がいるかもしれませんが、まずは相談してみてください。
国民生活センター
国が設置している独立行政法人で、消費生活に関するトラブル全般について相談に乗ってくれます。相談料等は必要ありませんから気軽に相談できるのもメリットですし、被害状況なども多く把握しているはずです。
法テラス
法テラスでは、無料で弁護士に相談することができます。全国各地に設置されていて、弁護士が相談に乗ってくれ、アドバイスなどをしてくれます。
詐欺に強い弁護士
最初から弁護士に相談してみるというのも1つの方法です。弁護士事務所では、事件の依頼の前段階として、相談業務などもしていて、そこでは、時間当たり幾らといった風に少額で弁護士に相談できます。
勿論、そのあと正式に依頼するかどうかは、また別ですから、とりあえず相談だけすることもできます。
https://www.yasaka.link/shiensidejob-law/
警察
被害に遭ったと思った場合は、警察に届け出ることも必要となってきます。警察で事件として扱ってもらうには、詐欺と断定する証拠などが必要となりますが、警察で詐欺として扱ってもらえれば、犯罪として対応してくれます。
副業詐欺の返金をもとめる為の手段
副業詐欺について専門機関等に相談して、詐欺だと判断できれば、少しでも被害を回復させなければいけません。
具体的に返金を求めるにはどうしたらいいのでしょうか。
警察で事件として扱ってくれれば犯人の検挙などの対応はしてくれますが、それが被害を取り戻すことに直接つながるわけではありません。被害の状況にもよりますが、次のような対応が考えられます。
国民生活センターに相談
国民生活センターでは、詐欺被害かどうかの相談にも乗ってくれますし、相手との仲介役や交渉役もしてくれるので、この段階で返金がされる場合もあります。
法テラスの活用の検討
法テラスでは、弁護士が返金のための方法等についてアドバイスをしてくれるので、返金を実現するための方針を決めたり、自分でできることを知ることができます。
被害の額が高額なら詐欺に強い弁護士に相談
被害額が高額ならば、詐欺に強い弁護士に相談して、依頼することで効果が期待できます。弁護士に依頼すると着手金や成功報酬などが必要となりますが、被害額が高額ならば弁護士に頼むのが確実です。
副業詐欺の返金を求めるのが難しいケース
副業詐欺に限らない話ですが、全て取り戻せるとは限りません。次のような場合は取り戻せなかったり、取り戻す手間や費用の方が上回ってしまうこともありえます。
被害額が少ない場合
そもそも被害額が少ない場合は、コストがかかる場合には、取り戻すこと自体に意味を感じられなくなってしまいます。
被害にあってからかなり日時が経過している場合
詐欺をする側は、行動が速いです。すぐに行方がわからなくなってしまったりします。ですから、被害があってから日時が経過すればするほど、被害を取り戻せる可能性が下がっていきます。
また、商品の購入や契約にはクーリングオフという契約を白紙に戻せる期間が定められている場合もありますから、この制度を利用することもできなくなります。
詐欺をした相手に返済能力がない場合
相手に返済能力がない場合は、勿論、返金してもらうことはできなくなります。
実際に返済能力がない場合も、偽装倒産等の場合もありますが、どちらも返済を求めることは困難になります。
詐欺が疑われる副業やその手口
では、副業詐欺に遭わないためにはどんなことに気をつければいいのでしょうか。次のような手口だった場合には注意が必要です。
・スマホで簡単に稼げるという謳い文句
・コピペだけで簡単に出来るという謳い文句
・ノウハウの詰まった教材を買えば稼げるという謳い文句
・SNSのダイレクトメッセージを利用しての突然の勧誘
このような場合には、すぐに手を出さずに時間をおいて、情報を集めたりしてから、決断してください。
副業詐欺を見破る主なポイント
先ほど副業詐欺を疑った方がいい事例について紹介しましたが、次のようなことがあった場合は、かなりの確率で副業詐欺が疑われます。
・簡単に高額収入を得られるという内容の広告が派手になされている場合
・副業を始める為の名目で情報商材の購入等を求められる場合
・安心させるために稼げない時の返金保障をつけている場合
・運営会社をネット等で調べて見ても正体がはっきりしない場合
返金保証等と言えば、一見良心的なようですが、それも安心させるためのエサです。副業詐欺に関わらず、美味しい話には近寄らないことが詐欺被害に遭わない基本です。
副業詐欺の対処法まとめ
副業の詐欺についてはまずは本記事でご紹介した見破り方を参考に見破る事が大切です。実情として詐欺被害にあった後に返金等の詐欺被害の賠償を求めるの非常に厳しいケースが多いようです。
被害にあった場合には速やかに相談窓口へ相談していただいて、少しでも被害が少なくなるようになれば良いと思います。