不動産投資とは
不動産投資とは、自分で用意した資金や金融機関からの融資で不動産を購入することです。
不動産を持っていれば、毎月支払われる家賃の収入やその物件の値段が上がった時に売りに出すことで利益を得ることができます。
事業性があるため、副業を禁止としている会社では不動産投資も禁止することが多かったのですが、最近では許可するところが増えています。
不動産投資の特徴
不動産投資の代表的な特徴を3つあげていきましょう。
管理会社に全て任せられる
不動産投資では基本的にほぼ全ての業務を管理会社に委託します。
不動産から利益を得るためにはその物件に入居してもらう必要があるため、募集、物件の案内、諸手続き、入居案内といった業務が必要になります。
そうした業務を本業をしながらこなすのは不可能なので不動産を所有したあとは以降の業務を管理会社に依頼します。ただし、管理会社との連絡や家賃振込の確認といった一部の業務は自分でしなければなりません。
もちろん業務を委託するのでお金はかかりますが、その分時間がかなり浮きます。株式などの投資の場合は常に相場をチェックする必要があり、細かい時間が削られますが、不動産投資ならばその手間がかかりません。
安定した収入がある
不動産投資では毎月入居者が払う家賃により収入を得ることが出来ます。
収入の額はもちろん所有している物件の数によって変わりますが、1部屋あたり最低でも数万円はするので全て合わせるとかなりの額になります。本業に加えてその収入があれば生活はかなり楽になります。
さらに定年退職後も不動産を持ち続けていれば収入が入るので年金だけに頼らなくて良くなり安心した老後を過ごすことが出来ます。
また、このように安定した収入源があれば金融機関でローンを組むときに審査に通りやすくなるというメリットもあります。
しかし、家賃収入にもリスクはあります。例えば所有している物件に誰も入居しなければ家賃は支払われません。そのため、購入の際には立地をよく考える必要があります。
さらに入居者がいても家賃を滞納すれば収入はなくなります。ただし、管理会社によっては滞納保証をしているところもあるので事前に確認しておきましょう。
災害リスクもあります。もしも大きい台風が来て不動産の一部が壊れればその修繕をしなければなりません。業者に頼み回収してもらえば料金もかかります。そうした場合に備えて保険に入っておくのもひとつの手ですね。
③レバレッジを効かせて投資が出来る
レバレッジとは少ないお金で大きなお金を動かすことで、FXで聞かれることが多い言葉です。
不動産投資では、金融機関から融資を受けることで自己資金の何倍もの規模の投資をすることを指します。
不動産でレバレッジをかけるメリットは融資を受けることですぐに大きな投資が可能になり、少額の自己資金でも大きなリターンを得ることが出来ることです。
例えば1000万円の自己資金しかなくても金融機関から1億円を借り入れてその値段の不動産を買うことができます。自分でその額を用意しようと思えば途方もない時間がかかります。
借り入れというとマイナスイメージを持つ方も多いですが、これは消費のためではなく投資のため、つまりお金を生み出すための借り入れです。物件を購入するとなれば数千万、場所によっては数億円かかるので、返済出来るのかという疑問があるかもしれませんが、立地の良い物件を選び、空室も抑えて入れば毎月安定した家賃収入が入るので、そちらで返していけば問題ありません。
副業をするのにオススメの対象者
不動産投資を副業や資産形成とする方には以下の方々にオススメです!
副業としてのメリット
副業としてのデメリット
まとめ
不動産投資とは家賃収入や売却したときに発生する利益を目的として、不動産を購入することです。
不動産投資にはメリットがたくさんあります。
例えば管理会社にほぼ全ての業務を委託して本業に専念出来ますし、毎月家賃が支払われるので安定した収入を得ることが出来ます。
さらに自己資金が少なくても金融機関から融資を受けることですぐに大きな規模の投資をすることが出来ます。
不動産投資で利益を得るには立地の良い物件を選ぶことが必須ですが、それをクリアできれば老後まで安定した収入を得ることが出来ます。
人生を長期的に支えるためにも不動産投資はオススメです。