FX(外国為替証拠金取引)とは
FXは、Foreign Exchange を略した言葉で、正式には外国為替証拠金取引のことを言います。
簡単に言えば、異なる通貨を売買するという意味ですね。
通貨の価値は日々変動します。例えば、日本円で米ドルを買って、その米ドルを買った時よりも高い金額で売れるタイミングで米ドルを売ると、買った時との差額で儲けることが出来ます。
日本円や米ドル、ユーロなど安定した値動きをする通貨だけでなく、新興国の通過の取引も可能なので、その通貨の価値が変動しやすい通過を選ぶことで大きな差益を取ることも可能です。
インターネットでの取引が可能で、基本的には24時間どこでも取引が出来るので、本業が忙しいサラリーマンの方から、お時間が自由に取りやすい主婦の方まで色々な人に取り組みやすい人気な資産運用および副業と言えると思います。
FXの特徴
FXの主な特徴として3つ挙げたいと思います。
少ない元手でも非常に多額の資金を動かすことが出来る。
FXでは、国内FX業者の口座に入れた自己資金だけではなく、
その資金の25倍の資金を使って取引することができるようになっています。
※2019年1月時点
その制度のことを、レバレッジと言います。
この制度を使えば、例えば《1ドル100円》でドルを100万円分購入し、
《1ドル101円》にレート変動をした時に100万円分購入したドルを売却した
場合には1万円の利益がでます。
ただし、このレバレッジという制度を使えば、100万円の自己資金があれば、
最大2500万円分の取引をすることができますので、同じ結果だった場合には
単純計算で25万円の利益になります。
株式投資の信用取引という制度を使えば通常の約3倍程度の取引ができますが、
FXは25倍のレバレッジをかけることができますので、非常にチャンスが多い
ということが言えるとおもいます。
ただし、レバレッジをきかせて投資することはチャンスが大きい反面、非常に高い
リスクもあります。
利益が25倍にできる機会があるということですが、損をする金額も同じく25倍に
なってしまうということです。
先ほどの例では1ドル100円で100万円分の元手で2500万円分のドルを購入した
場合に、1円の値動きをするだけで25万円損失を出してしてしまう可能性がある
ということですので、そちらについては十分リスクを検討して対応していく必要が
あるかとおもいます。
24時間どこでも取引が出来る
FXは、24時間取引が可能な資産運用です。
株式取引の場合は時間が決まっており、午前中は9時より11時30分の、
午後は12時30分より15時までです。
株式取引も副業や資産運用としては非常に良い面もありますが、やはり
時間の制約がある以上、事前の予約取引が必要であったり、急な値動きに
対応をしにくいかと思います。
その反面FXでは、海外の活発な取引が起こる時間が、日本時間でいうと
夕方から深夜頃が多く、夜に時間が空きやすいのでサラリーマン等にも
非常にぴったりかと思います。
また、夜は仕事がなければじっくりチャートを見ながら取引をする事が
できますので、株式取引に比べると資産運用が成功する確率も高く
なりやすいと言えると思います。
24時間いつでも取引が可能なので、サラリーマンの方だけでなく主婦の方で
すこし空いたを使える方もFXでの取引をする事が出来、時間に縛られないので
どなたにもオススメできる副業、資産運用と言えると思います。
好景気不景気に左右されずに安定的に取引が出来る
FXでは、株式取引に比べると好景気と不景気の波を受けにくいと言われています。
理由としては、FXでは通常通貨の買い注文があることはもちろんですが、通貨の
売り注文から開始することが出来きるからです。
まず、FXの買い注文からご説明します。
買った時の元々の通貨の価値が変動したときに、買った通貨の価値と売ったときの
通貨の価値の差額で損益が決まるという流れです。
例としては、以下の通りです。
1ドル100円という相場だった場合に、ドルを100万円分=1万ドル購入します。
その後、1ドル103円という相場になった場合に、買っていた1万ドルを売却した
とします。そうすると、1万ドルが103万円になるということです。
そのため、結果的には元手の100万円が、レート変動で103万円になる。
これが買い注文です。
では、肝心の売り注文についてご説明します。
通常はまず通貨を買って、その後にレート変動にあわせて好きなタイミングで
売るというのが一般的な流れとして理解としてできていると思いますが、一旦
そのような考え方が頭に残っていると非常にわかりにくいので、そういった
ものではないという頭に切り替えていただくと良いと思います。
売り注文から始めるというのは、”通貨を借りる”という理解で良いと思います。
売り注文の例としては以下の通りです。
FX口座に入っているお金を証拠金として、持っていない通貨を借ります。
借りた通貨が例えば1万ドルだとします。
その際に、借りた1万ドルで、1ドル100円のレート時に円通貨を
100万円買ったとします。
そうすると、実質100万円が入ってくる(借りた)という事になります。
ただし、この借りた1万ドルというのは最終的に返さないといけません。
たとえば、レート変動があり、1ドル95円にドルの価値が日本円に比べて
下がった場合(いわゆる円高になった時)には、1万ドルを購入するには
95万円で足ります。そうすると、95万円で1万ドルを買って、借りていた
1万ドルを返済できれば、口座には100万円−95万円=5万円が残るという
事になります。これが売り注文から始める時の差益を得る方法です。
そのため、円安に振れやすい相場(円の価値が他の通貨よりも安くなる)時でも、
円高に振れやすい相場(円の価値が他の通貨より高くなる)時でも、どちらでも
有利な立場をとる事ができるので、好景気や不景気に左右されにくい資産運用である
という事になります。
FXの副業をするのにオススメの対象者
FXを副業や資産形成とする方には以下の方々にオススメです!
FXの副業としてのメリット
FXの副業としてのデメリット
FXのまとめ
いかがでしたでしょうか?
FXは、会社員をはじめ、様々な業種や立場の方の副業としては非常に最適と言えるかと思います。
もちろん、資産形成の一環という事もあり、資産が大きく膨らむ事もあれば、小さく
なってしまい今まで築いた資産が目減りしてしまうリスクもある、博打の要素も秘めています。
あくまでも副業は副業として、あまり大きいリターンを求めずに、リスクを最小限に
抑えられるように運用が良いと感じています。
FXで結果を残そうと思えば、自ずと世界情勢の勉強や経済の流れを把握するという
要因、動機になるかと思いますので、あくまでも勉強の一環というスタンスで
取り組まれる事をおすすめしたいと思います。