治験モニターとは
治験モニターとは、新薬の効き目や安全性、効力について確認するために、お金をもらって実際にその薬の被験者となるバイトです。
僕たちが普段使っている薬は、この治験モニターを経て厚生労働省に認可が下りたものです。
これを知っている方は意外と少ないですが、これを聞くと意外と身近なものだということが分かると思います。
そもそも治験とは、新たな薬として国から承認を得るために厚生労働省の指導のもとに実施している臨床試験のことです。治験は新しく開発された薬の効き目や安全性、効力について確認するために繰り返し試験が行われます。
治験には第一段階から第三段階までの段階があり、各段階のデータをまとめて厚生労働省に提出、その後承認を得て薬として使われるようになります。
治験モニターの特徴
治験モニターの主な特徴は以下の4つです。
通院タイプと入院タイプがある
治験バイトは「通院タイプ」と「入院タイプ」の2つに分かれます。どちらのタイプも基本的には錠剤やサプリメントなどを服用し、服用後の体調の変化や何か異常がないかなどの検査をするものです。
検査をする際に採血を行うものがほとんどですが、その回数は治験のお内容によって異なります。
通院タイプは入院タイプに比べて比較的負担が軽いものが多く、4~5時間程度の検査ですぐ帰られるものもかなり多いです。
ですが中には長期間通院する必要があるものもあるので、応募する前にきちんと内容を把握しておいたほうがいいでしょう。
入院するタイプの治験では、病院に入院してきちんと時間を管理された生活を送ることになります。
起床時間や就寝時間、食事の時間などが厳密に決められており、そのほかにも定期的な診断や検査が入ります。
上記で説明した以外の時間は基本的に自由です。拘束されると説明されるかもしれませんが、ほぼ自由です。
実はそこまで危険じゃない
治験は危険だというイメージが強いかもしれませんが、実はそんなことありません。
上記で説明したように新薬を飲まされる場合もありますが、一般の治験では、すでに発売されている薬を飲まされる場合も多いです。
日本国内の治験ではほとんどが「ジェネリック医薬品」の治験になります。
ジェネリック医薬品とは、昔発売されていたが現在は特許が切れてしまった医薬品のことです。
すごく簡単に説明すると、医薬品には特許期間というものがあり、それが過ぎるともう一度審査する必要があります。その審査が「治験」として使われるのです。
つまり「昔売られていたけど今は特許の関係で売られていない」薬を服用することになるので、そこまで危険ではないということです。
給料が良い
治験は実は説明会や健康診断に行くだけでもお金がもらえます。
私の友人の話を聞くと、1時間半の説明会で3000円、1時間の健康診断で5000円貰えてそうです。
健康診断の結果次第で治験モニターに選ばれない場合もありますが、それでも健康診断や説明会の分の給料をもらえるのはうれしいですよね。
いつでも辞められる
治験は自分の意思で途中中断することが可能です。
「急な予定が入った」という場合はもちろんやめることができますし、「なんだか嫌になった」という感じで特に理由がなくてもやめることができます。
別に怒られたり引き留められたりすることはありません!
これは治験モニターの権利としてしっかり認められています。
副業として治験モニターをするのにオススメの対象者
副業としての治験モニターをするのはこんな方々にオススメです。
副業として治験モニターを行うメリット
副業として治験モニターを行うデメリット
治験モニターまとめ
いかがでしたでしょうか?
治験モニターは、会社員や主婦の方はもちろん、夏休みなどで時間がある学生にとってはかなり割も良く、オススメできる副業の1つだと思います。
治験モニターだけで生計を立てるというのは難しいかもしれませんが、短い期間でダラダラしながら大きな金額を稼げるというのはかなり魅力的だと思います。
あくまでも時間があるときや、何か集中したい作業があるとき(治験中は遊ぶことはできないので、それに集中できる)などに参加するのがいいと思います。
この記事で治験モニターが危険ではないということも理解できたと思いますので、これを機に一度治験モニターになってみるのもありだと思います。
特にだらだらしながら稼ぎたい方にはぴったりです!